急性期・慢性期共には腰痛が主症状となります。

分離症は腰部痛が主症状に対し、すべり症は、腰痛より臀部痛下肢に痛みやしびれが出ることが多く、痛みで長時間歩行できないこともあります。

また、腰を反らす動作でも痛みが強く出ることがあります。骨の変形により、神経症状（腰部下肢のしびれ・感覚障害・排尿排泄障害・下肢の運動麻痺）が生じることもあります。

腰椎分離症は第5腰椎に多くみられます。若年性の腰椎分離症はスポーツ障害が多く、体幹の捻れ、前後屈を頻回に行ったり、ジャンプなどの強い衝撃を重ねることで起こりやすくなります。

高齢者、成人は若年者の頃にすでに分離してしまっていたのがそのまま残り、腰痛・しびれ等の症状として続きます。中には年齢を重ねるごとに骨に変形が起こるのも原因の1つです。

すべり症は、第4、第5腰椎間で椎間板が変性が起き、前方へ滑ることが多いです。

加齢によるものも多いですが、若いときに分離症を残したまま年齢を重ね、すべり症へ移行することもあります。

分離症は無症状の時もあり、症状が軽ければ腹筋などの筋肉トレーニングを行い、腰部の負担を減らします。

腰痛や下肢臀部のしびれが強い場合、また神経症状が強くあり日常生活に影響がある場合は、手術や固定術で神経の圧迫を取り除きます。

薬での治療や機械でけん引なども行う事もありますが、なかなか効果が無ければ手術の適応になります。

当院では、身体への負担が少ない鍼施術や原因となる部分の周囲の筋肉を弛緩させる軽いマッサージ療法を行うとともに、姿勢や身体の土台となる骨盤を整える矯正も行います。

分離症や、すべり症がある方は一般的な腰痛の方と同じ矯正ではなく負担の少ないソフトな矯正を行います。その他日常生活の負担を減らすことで症状の緩和を目指すため姿勢・行動などの指導もさせていただきます。

腰椎分離症・すべり症でお悩みの方は、柏原市のこころ鍼灸整骨院・整体院にお気軽にご相談ください。